登山道の近くに生えていたキノコを採って食べた男性4人がおう吐や下痢、毒キノコのニガクリタケか(栃木県日光市)

毒キノコのニガクリタケを食用のナラタケと間違えた

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種類の分からないキノコは食べないよう注意を呼びかけています

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 7日、日光市にハイキングに訪れた男性4人が、登山道の近くに生えていたキノコを採って食べたところ、食中毒の症状を起こして病院に運ばれ、警察は、4人が毒キノコを食べたものと見て、種類の分からないキノコは食べないよう注意を呼びかけています。

 警察によりますと、7日午前、日光市の奥鬼怒に東京と埼玉県からハイキングに訪れていた46歳から67歳の男性4人が、登山道の入り口で、白っぽいキノコを2本見つけて旅館に持ち帰り、昼ごろに調理して食べたところ、夕方になって、おう吐や下痢などの症状を訴え、市内の病院に運ばれました。

 4人のうち3人は大事をとって入院しましたが、いずれも命に別状はないということです。

 4人のうち1人は「毒キノコのニガクリタケを食用のナラタケと間違えたと思う」と話しているということです。

 警察は、4人は毒キノコを食べて食中毒を起こしたものと見て、確かな知識がなく、種類がわからない場合は、安易にキノコを採って食べないよう注意を呼びかけています。

(NHK NEWS WEB 2016年8月08日)

毒キノコのニガクリタケとは?

針葉樹および広葉樹の木材や切り株などに発生する傘の直径が2~5cm程度小型のキノコです。裏に返してみると、ひだはオリーブ色で柄は黄色いのが特徴です。

※食用のナラタケは、裏に返してみると、白いのが特徴です。

食べると非常に苦いので、採取後に舐めて吐き出して判断するという情報もありますが、加熱すると苦みは消えますが毒性はそのままなので要注意です。

食後3時間程度で強い腹痛や激しい嘔吐、下痢、悪寒などの症状が現れます。重症の場合は脱水症状、アシドーシス、痙攣、ショックなどの症状が現れて死亡する場合があります。

毒キノコのニガクリタケによる食中毒例

青森県で「つくだに」にして食べたところ、子供3人(5、7、10歳)が2日後に死亡、13歳長女は4日後に死亡しました。ともに6-8時間後に舌の痺れ、激しい嘔吐、その後意識不明になり、腹部から首にかけての紫斑などが現れて急死しました。

38歳の母親は一時意識不明になるが4日後に回復、46歳の父親も同様の症状を発症するが20時間で回復しました。